みなさんこんにちは、たちお(@tachio_yutai)です。
SMBC日興証券でクロス取引を主にやっており、現渡後にSMBC日興証券の結局クロス取引にかかった手数料を確認する作業が大変だと感じることはないでしょうか?
私は注文約定一覧を1つ1つ確認していたので、取得した銘柄が多いときはそれなりに大変だったので、実際にかかった手数料を簡単に取得できないかと考えていました。
今回の記事では、SMBC日興証券の取引履歴のCSVファイルから各銘柄ごとのクロス取引に支払った手数料を簡単に算出するツール(Excelファイル)を作成しましたので紹介したいと思います。
優待クロス手数料算出ツール(Excelファイル)の使い方
SMBC日興証券からお取引履歴をCSVファイルでダウンロードする
① SMBC日興証券のTOPページから、「お取引」→「お取引履歴」に遷移する
② 取引履歴の表示期間を指定する。
③ 対象商品は「全商品」にする。
④ 「ダウンロード(SCV)」をクリックして、取引履歴のCSVファイル(以降CSVファイルと呼ぶ)をダウンロードする。
CSVファイルの中身をExcelファイルに張り付ける
優待クロス手数料算出ツールのExcelファイル(以降Excelファイルと呼ぶ)を開き、CSVファイルも開いておく。CSVファイルの全内容をCtrl+Aで全範囲選択し、Ctrl+Cでコピーしておく。
⑤ コピー内容をExcelファイルの赤枠のセルにCtrl+Vでペーストする。
取引履歴をコピー&ペーストすると以下のような画面になります。
ピポットテーブルの更新を行う
⑥ Excelファイル別シートの「ピポットテーブル」に移動する。
⑦ ピポットテーブルのセルを選択すると上部に「ピポットテーブル分析」のタブが表示される。
⑧ 「ピポットテーブル分析」のタブを選択する。
⑨ 「更新」をクリックする。
「更新」をクリックすると、以下のように各証券コードごとにかかった手数料がE列に表示されます。
Excelファイルの手数料算出結果が、実際の手数料にかかった金額と等しいかを取引報告書から確認してみます。例として、証券コード9347の日本管財HDの実際にかかった手数料を確認してみます。Excelファイルでは295円と表示されています。
まず、制度信用買いの金利手数料ですが、1日分の18円となっています。
次に一般信用売りの貸株料ですが、277円となっています。
SMBC日興証券でクロス取引を信用取引で実施する場合、以下の手数料がかかります。
信用売り手数料 | 無料 |
信用買い手数料 | 無料 |
管理費 | 無料 |
信用買い金利 | 制度信用:年利 2.50% 一般信用:年利 3.00% |
貸株料 | 制度信用:年利 1.15% 一般信用:年利 1.40% |
つまり、信用買いの手数料と信用売りの手数料(貸株料)の合計がクロス取引手数料となります。
よって、18円 + 277円 = 295円となるので、Excelファイルの算出結果と一致していますね!
Excelファイルのダウンロードリンク
本記事で紹介させてもらった、SMBC日興証券で優待クロス手数料を算出ツール(Excelファイル)はこちらからダウンロードできます。
本ツールを使って少しでも便利だと思っていただければ嬉しいです。
最後まで本記事をご覧いただき、ありがとうございました。